日々で感じたことや、考えたことを日記のように書いていくブログです

私はまさに『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。』

初めてこういった文章を書きます。だから難しいことは一旦考えずに書きたいこと、心の中にある言葉を綴ってみようと思う。簡単そうだと思ったけど、語尾とか、接続詞とか書いてみると難しい。読み直してみると、こっちの方がいいかもという試行錯誤を繰り返して、結局一番初めに書いた文章に戻ってしまう。

 

 

面白いことや、目を引くことは書けないので、誰にも気づかれずひっそりと続けていく。日記のようにしてみる。

 

 

まず何を書こう。うーんまず、自己紹介とかが必要かもだけど特に変わった経歴もないので、ただ自分で自分を分析してみる。

私はとても欲望の多い人間だと思う。そして見栄っ張りで、周りからの影響も受けやすい。そしてあきやすい。(日記かも?)を書いてみたいと思ったのも、韓国エッセイにハマったからだ。初めて読んだのは、「ほっといて欲しいけど、ひとりはいや」という本だった。

ハッとした。いやびっくりしたという方がこの場合正しいかも。これほどまでに私の心情をあらわしてくれる言葉に出会ったのは初めてだった。ほっといて欲しいけど、一人になるのはいや。ううん、私はひとりだと思われるのが嫌。誰かに今、あの人何してるんだろうと思われるのも嫌だ。だけど考えられるのは嫌だ。嫌だって思うだけで自分を変える努力はしない。

次に私はマイペースだ、多分。人によく言われるから。天然だともよく言われる。マイペースとは人よりテンポが遅いという意味で使われる言葉。ひとよりずれている、遅い。だからどちらかというとマイナスの意味な気がする。

私も人にマイペースだねと言ったことがある。その時は、マイペースで可愛いと思って気持ちで発した言葉だったと思う。でも言われたあの子はどういう捉え方をしただろう。とろいとか、そういう意味で捉えてしまってたかな。そうじゃないといいな。これ以外にも今までの人生の中で人のことを傷つける言葉をたくさん口にしてきたと思う。思うじゃなくてしてきた、確実に。そんな出来事のことだれの記憶の片隅にも残っていないといいな。都合のいい考え方すぎるか。

悪意を持ってなくても自分が思っていない意味で傷つけてしまう。マイペースは本来はどういう意味だったのだろう。天然は間抜けだとか、変わっているとか、そう言う意味でみんな使うのかな。

そして、マイペースは直訳すれば、自分のペース。人に惑わされず、自分をしっかりと保つことができる。こんな意味だと、ぐんとかっこよくなる。捉え方によって変わる言葉なら、自分の好みでカスタマイズしてしまえばいい。こう言葉にするだけならこんなにも簡単なのに、実際行うのは難しい。言葉は本当に難しい。難しいと思えば思うほど難しく、より複雑になったように感じる。この言葉を相手はどう捉えるだろう。自分は好意的で言ったこの言葉を相手は悪い意味で捉えてしまうかもしれない。そう一度考えてしまうと言葉を伝えるのも怖くなる。

たとえ応援のメッセージだとしても、どんなポジティブな場面での言葉だとしても、その言葉を何度も考えて、考えて、結局はこの言葉を自分が言う必要があるのか、伝える資格があるのかという結論に辿り着く。

だけどそうやって自分を卑下し続けるのも辛くて、まあいっかと思ってしまう。まあいっかと思うことで、やるせない気持ちを隠して、自分に落胆しないために、逃げ道を作る。元々は割とおしゃべりだったけど、深く考えれば考えるほど、だんだん無口になっていった。話をするのがめんどくさいわけじゃない。人と話すのは好きな方だけど、相手の気持ちを想像して考えるのに疲れてしまって、無気力になっていく。

ゲームみたいに、この言葉はどう捉えられるかわかるコマンドみたいなのがあればいいのに。

英語のオンライン語学学校に通った時、グループに分かれて議論をする時間があった。みんなで協力して、問題を解くと言う時間だった。初めの頃は張り切って、私はこう思うと拙い英語で一生懸命伝えた。だけど、発音が原因でうまく伝わらなかったり、言いたい言葉がうまく伝えられなかったりして誰も私に質問しないでくれと思うようになった。みんなもはじめは意味を理解しようと聞いてくれる。だけど、だんだんまたあの子か、みたいな表情になっていったように感じた。これは本当にみんながそう言う表情だったわけではなく、自分が自分を守るためにそう思い込んでいただけかもしれない。

みんなの時間を無駄にしてしまうのも申し訳ないとそれを免罪符にして、自分が話すのが怖いのではなく、みんなの時間が大事だから、自分の英語力がみんなに比べて劣っていることから目を逸らすためではなく、みんなも私の英語を理解しようとするのは疲れるだろうなと勝手に自分を守るための壁にした。勝手に心の中でクラスメイトを悪者に仕立てた。自分は話してみたいけど、みんなに面倒くさいと思われていると。実際はそんなことはなかったのに。連絡先を交換しようと言ってくれたり、交換した後にチャットや電話で話したり、留学先では一緒に遊びに行こうと誘ってくれたり、私が伝えたいことを汲み取ってみんなに伝えてくれたり。もちろん当たり前だけど、全員が全員じゃない。質問しても一言も返事してくれなかったり、私が話した後に、「What!?!?!」と顔をしかめながら言われたり。その日はだいぶ落ち込んで泣きそうだった。次の日の授業で彼女とまた同じグループになって、怖くてまた泣きそうになった。

私は考えすぎる、気にしすぎる性格だ。高校生の時、それが原因で友達と何度かギクシャクした。その子はそれが〇〇の性格だって知っているから大丈夫。だと何度も言ってくれた。だけどその度に私はどうしてこんなに気にしすぎる性格なんだろうと落ち込みもした。

そういうこともあるさ〜大丈夫さとゆるく考えられるようになることが今の目標。こう考えている時点で達成までの道は大変そう。

 

初めてのブログ(=日記)はここまでにしよう。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

最後におすすめの本を置いておきます。

 

 

こちらが先ほど出てきたエッセイ。

ダンシングスネイルさんの

『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや』

人間関係に疲れてしまった、自分を大切にゆったりと前向きな気分になりたい方へ。